この蔵のもう一つの特長に水があげられます。この蔵は白山山系の山々の麓に位置し、山の間をぬって竹田川が流れています。
この竹田川は水量が多く流れが非常に早い川なので、水が大変きれいな川です。この川より分流した用水を蔵の中に引き込み、これをろ過した後に仕込水として利用しています。
久保田酒造専務、久保田直邦さんは、5年前より福井の地酒のPRと消費拡大を目的に「越前若狭 粋酔塾(すいすいじゅく)」を立ち上げた中心メンバーの一人です。この粋酔塾は、地酒アンテナ居酒屋を開くなど積極的な活動をしており、今年は屋形船を足羽川に浮かべ桜の花が舞い散る中、料理と地酒を楽しめる新企画をはじめました。
今回も企画部長として又現場での接客にと大忙しだったとか・・・・
昔は坂井郡内にも数件の造り酒屋がありました。しかし廃業や、銘柄のみ残るも自醸していない蔵など、現在ではこの久保田酒造のみが自醸を続けている蔵となってしまいました。
福井の地酒のよさを伝えてくれる蔵元として応援している蔵です。 |