この蔵に行きますと非常に若い人が多い事に気が付くでしょう。毎年のように若い人を入社させています。その上しかも2〜3年してから造りに従事させる事もあります。
以前、12月に新酒が仕上がった時、蔵元に行きました。しぼり機(ヤブタ)からちょろちょろ新酒が流れてきてきき酒をしてましたが、その横に目を真っ赤にした若者が立っていました。その若者は、今年初めてもろみを担当した若者で、今日のしぼりの緊張で、寝る事もできなかったとの事です。
(これは現杜氏の若い頃の話しです)
今黒龍は、新杜氏さんを中心に若い人がその技術を学び、新しいお酒造りの段階に入っています。福井を代表する蔵元、黒龍酒造は今後も新しい成長を続ける蔵元です。 |