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大木勝弘 |
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大木勝弘 |
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栃倉酒造さんと初めてお付き合いを始めたのは、平成6年6月からです。その頃より私は、本当に信頼できる蔵元を探していました。
栃倉酒造 栃倉恒栄社長は、「顔の見える酒造り・造り手と売り手とが信頼できる関係作り」を目指し、酒問屋卸しや、なんとなく続いていた酒販店卸しを見直しました。そして今後お付き合いをするのは、栃倉酒造の考えや思いを伝えてくれる酒販店のみに限定したのです。
その考えに強く私は引かれ、栃倉酒造にお取引を願いました。初めて社長と会った日を、今もはっきりと憶えています。本宅の座敷に招かれ、5時間あまりお話ししたでしょうか。そのお考えの深さと、人間としての魅力にすっかりまいってしまいました。お酒に惚れる前に、社長という人間に惚れてしまったわけです。
当時の米百俵は、かなり個性の強いお酒でした。今思えば、あまり旨いというお酒ではなかったような気がします。しかし私は、社長を信じて米百俵を売りつづけました。その結果、私のような酒屋が少しずつ栃倉酒造に集まってきたのです。 |
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全国に少ないながら仲間ができました。皆同じ思いと「栃倉さんのために!」と行動するいわば同志です。そして約束通り、栃倉さんはその酒質をどんどん向上させ、今では『全国新酒鑑評会』にて金賞受賞常連組になっています。
栃倉酒造の酒造りの基本姿勢は「晩酌酒の高品質化」です。質と値の高い吟醸酒ではなく、毎日飲める本醸造酒・純米酒の品質アップです。昨年も、サーマルタンクを3本増やし、酵母も一部変えました。常に前を見て進む蔵元さんです。
平成13年5月7日、小泉首相が所信表明演説にてむすびの話しとして突然、長岡の故事「米百俵」をとりあげました。その様子を偶然私もTVで見てました。この話しが出た瞬間、長岡市庁は歓声につつまれたそうです。
その後全国から、米百俵について問い合わせがあり、当然ながら清酒米百俵もとりあげられました。
米百俵は突然売れるようになりましたが、しかしこの間、社長は1件も新規取引先を増やしませんでした。この意味がおわかりでしょうか?
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現在は、長男の恒明さんが専務に、四男の恒哲さんが造りに入っており、社長の思いは確実に受け継がれています。
私は毎日、米百俵の半てんを着て仕事をしています。歩く看板状態ですね(^^ゞしかしこの半てんを着るということは、社長の思い、専務の思い、蔵人の思い、そして私と全国の仲間が栃倉さんに対する思いをすべてしょっているのです。
是非とも米百俵を飲んで下さい。長岡の小さな蔵元さんですが、その情熱はすごいものです。
私の大好きで信頼できる蔵元さんです。 |
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3月17日 栃倉酒造にてきき酒 |
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栃倉酒造株式会社 新潟県長岡市大積町1丁目乙274-3 |
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EditRegion7
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